こんにちは、テルフォイです!
あなたは『海外留学』に興味がありますか?
筆者は大学時代に休学期間を設け、ベトナムで海外インターンシップを経験しました。そこで多様な人々と出会い、様々なこと学び、人生の糧となる経験をしました。
「海外に行く」という選択は人生に多大なる影響を与える選択です。もしあなたが、英語を使った仕事や海外で働くことに興味があるのなら、それは「夢」につながってくる話です。
筆者は、『休学をして海外に行く』という大きな選択をしました。そこには当初は想定していなかった、レールから外れることの重み、それに伴う苦悩や葛藤が多くありました。
海外には興味があるけど、その一歩を踏み出せない人も多くいると思います。本記事はそんな方の背中を押しながらも、知っておいてほしい留意点を伝えていきます。
- 学生時代に海外経験をしたい人
- 留学やインターンシップに興味がある人
休学という選択をした背景
以下が、私が休学という選択をした背景になります。
私は大学三年の終わりに、休学を決意しました。
それは、海外で働きたいという思いがあったからです。
大学一年〜二年は、コロナの影響でまともに大学に通うことができませんでした。
私は入学当初、大学にある「グローバルキャリアプログラム」に入ろうとしていました。
しかし説明会で、プログラムに含まれる長期留学はオンラインになることを知ります。
そこでオンラインでお金をかけるなら、普通の学部で良いと思い、経済学部を専攻しました。
そして大学三年となり、コロナが明け、ようやく大学に通えるようになります。
そのタイミングで、海外留学をするチャンスがありました。
しかし、私は行きませんでした。
コロナ禍の二年が経ち、海外への野心が薄れてしまっていたのです。
時折、海外への想いを抱くことはあっても、お金がかかるからと言い聞かせていました。
大学入学当初の私なら、お金のことは問題として捉えていなかったと思います。
しかし親のおかげで、シンガポールで3日間の旅行をすることはできました。
初めての海外だったので、私にとっては念願の海外で、大学生活で最も充実した時間でした。
そしてむかえた就職活動。
これまでの経験をもとに業界を絞り、選考を進めていましたが、断念することになります。
私の中で、忘れられない感覚があったからです。
それはシンガポールで感じたあの感覚です。海外特有の感覚です。
そこで大学入学当初、私が抱いていた、海外への野心がふつふつと湧き上がってきました。
旅行だけで終わりたくない。長期でしっかりと経験をしてから就活をしたいと。
そして、私は「休学」を決断します。
就活を経験した上での休学だったので、次に繋げたいという思いがありました。
そのため、海外インターンシップにし、渡航先は「ベトナム」に決めました。
東南アジアだと、欧米に比べ、より実践的な仕事を経験できるからです。
この時点で私がもし、大学一年〜三年だったら、欧米に行っていたと思います。
もともと欧米の文化に惹かれ、海外に興味を持ったわけですから。
ですが就活を経験した上だったので、より現実的な選択となりました。
後がないという感覚をそのときは持っていたので、金銭的にも低コストなところを選びました。
滞在期間も集中することを目的に、比較的短めの3ヶ月としました。
そして始まった、ベトナム生活。
やはり海外独特の感覚が自分を蘇らせ、活発に日々を過ごしていきます。
平日は現地企業で働き、土日は大学のイベント参加、空いた時間は現地の人と交流。
最終日には、「帰りたくない」と思えるほど、充実した時間を過ごすことができました。
帰国後も精力的に活動し、インターナショナルスクールでアルバイトを始めました。
そして独学で英語を学習しながら、英検2級を取得。
最終的には、アメリカ企業のマレーシア法人への就職を決めました。
本来であれば、海外留学をするタイミングは2回ありました。コロナによって阻まれた大学1〜2年、コロナ明けの大学3年です。1回目は仕方ないにしても、2回目は行けました。ここからわかることは、時間の経過とともに人間の野心は薄れていくということです。
海外留学に迷う大学生に経験者が伝えたいこと
筆者の経験をもとに、海外留学に迷う大学生に経験者が伝えたいことをまとめます。
今回は、以下の4つのトピックに分けてご説明します。
- できる限り早く行くべき
- 年齢を重ねるほど挑戦が難しくなる
- 何よりも大切な英語
- 海外留学と海外就職の違い
それでは早速、参りましょう。
できる限り早く行くべき
第一に伝えたいことは「できる限り早く行くべき」ということです。
何も準備せずに行った方が良いとは言いません。渡航前に英語はもちろん、留学先の文化や歴史について学んでおくことが良いに越したことはありません。
それでもなお、行けるタイミングで行くべきです。
私自身、大学3年で行けるタイミングがありましたが、行きませんでした。最終的に休学をして行くことができましたが、その時に行っていれば休学は必要なかったかもしれません。
とはいえ、休学がラストチャンスだったといえます。もしこのまま社会人になっていたら、仕事が落ち着いてから、家族が落ち着いてからと先延ばしにしていたかもしれません。
できる限り早く行動に移すこと、これはどんな夢にも通じることと言えそうです。
年齢を重ねるほど挑戦が難しくなる
次に「年齢を重ねるほど挑戦が難しくなる」ということです。
大学生が偉そうにと思われるかもしれませんが、学生年代でも言えることだと思います。
大学という範囲内でも、大学1年と大学4年では、その先のキャリアに対する重みが変わってきます。就活が近くなるにつれ、自分の将来について考える時間が増えるようになります。
その事実を踏まえると、やはり心の余裕がある大学1〜2年のうちに、自分のやってみたいことは自ら進んでやってみることをぜひともおすすめしたいです。
もし大学生のうちにできなければ、次のタイミングは社会人になります。社会人ともなると、今度は仕事だけでなく、家族のことなど自分以外のことが増えていきます。
そうやって先延ばしにしているうちに、やりたいことを諦めてしまう。今が幸せならそれはそれで幸せなことですが、もっと先のことを考えて、後悔しない選択をしたいものです。
何よりも大切な英語
海外で働くとなれば、「英語」と「プラスアルファ」が必要だとよく言われます。
英語だけでは意味がないと。それでも私の経験上、大前提として最も重要な英語ができていなければ、そのプラスアルファは活きてこないということは強調しておきたいです。
言い換えると、とりあえず英語をやっておけば、プラスアルファは後でついてきます。
海外留学や海外就職に興味があるけどまだ踏み出せていないという人は、英語をしっかりと学んでおけば、いつでも踏み出す準備はできている状態といえるでしょう。
選考を通るためには、一定の基準がないとチャンスすらもらえないこともあります。そういったことがあったときに、やっておけば後悔しないのが英語という訳です。
海外留学と海外就職の違い
最後に、海外留学と海外就職の違いについて個人的な意見をまとめていきます。私は両者を夢と仕事という括りで、別のものとして二つに分けて捉えています。
留学における「海外で学びたい」が夢だとすると、就職における「海外で働きたい」が仕事の話になります。この両者を同一のものとして捉えることは気をつけておくべきです。
海外留学は、勉強のためにすることで、夢につながっていくものです。しかし海外就職は、社会人として社会にどう貢献していくかを考えるもので、仕事につながっていくものです。
海外に対する発端として、夢を持つことは大切だと思います。私も海外への憧れから始まり、そこでの経験をどう活かしていくかを考え、海外で働くことを決めました。
同じ「海外に行く」であっても、夢と仕事のバランスはしっかりと見極めましょう。
これは私自身の経験で、ほかの人が同じように悩んでいるかどうかはわかりません。もしかしたら最初から、その辺りの線引きがしっかりとできている人もいるでしょう。
何れにせよ海外に対する思いは、夢と仕事という両輪で捉える必要があるということです。
最後に
本記事では、海外留学に迷う大学生に経験者が伝えたいことをまとめました。
いかがだったでしょうか?
筆者は実際に休学期間を設けて、海外留学を経験しました。その決断は間違いなく、自分の人生に多大なる影響を与える、いわば人生の転機だったといえます。
休学前は想定していなかった苦悩や葛藤も、帰国後は正直ありました。一度レールから外れて海外に行ったくらいですから、それを自分で正しい選択しないとという焦りがあったのです。
その焦りの中での毎日は心地の良いものではなかったですが、おかげで今の自分があります。もし海外に興味があるのであれば、ぜひとも挑戦してほしいなと思います。
本記事が少しでも参考になっていれば光栄です。
最後までお読みいただきありがとうございました。ではまたお会いしましょう。