ベトナム人から学ぶ!非ネイティブはどのように英語を習得しているのか【経験談】

こんにちは、テルフォイです!

テルフォイ

僕ら日本人にとって、英語を習得する難易度は高いように思えませんか?

日本は島国であり、単一民族でもあります。そのため、西洋の国々に比べて外国人の方々とコミュニケーションを取る機会が基本的には普段の生活の中でありません。

では、非ネイティブの人たちはどのように英語を習得しているのでしょうか。

今回はそのような問題を解決していきます。

今回の記事は次のような人におすすめ
  • 英語を話せるようになるための学習方法を知りたい人
  • 非ネイティブがどのように学習しているのかを知りたい人
目次

言語学習能力が高いベトナム人

私は、大学時代に休学期間を設け、ベトナムのIT企業で長期インターンシップをしていました。

そこで気付かされたのは、ベトナム人の言語習得能力の高さです。インターン期間中、現地の大学で日本語学部の学生が毎週交流会を開催してたので、私はそのイベントに参加していました。

驚いたことは、そこにいた学生は日本語をネイティブのように上手く扱うことです。彼ら彼女らの多くは、一度も日本に来たことがありません。

そして学生たちの中に一人、大学で英語を専攻している人がいました。彼に話しかけてみると、彼も同じように、外国語である英語をまるでネイティブのような流暢さで話し始めるのです。

そこで気づいたことは、ベトナムでは「〇〇語専攻」の人は「〇〇語が流暢」ということです。

果たして、日本で同じようなことが起きているでしょうか?

もちろん、日本にも英語を専攻していて、英語を上手に話す人もいます。しかし多くの人々は、留学を経験している、あるいは、流暢と言えるレベルの語学力ではなかったりします。

私が驚いたことは、その交流会に来ていた日本語学部以外の学生や一般の社会人も、学習歴が1年を超えている人は、ネイティブと問題なく話せる程度の語学力を持っていたことです。

四技能の中で最も重要なのは『リスニング』

ベトナム人の言語能力の高さは前述しましたが、彼らがこぞって言っていたことがあります。

それは、四技能の中で最も重要なのは『リスニング』だということです。

このことに関しては、比率的に「リスニング」という意見が多かったという訳ではありません。当たり前の話のように、リスニングからまずは入るよね、という捉え方だったのです。

確かに、彼ら彼女らに対して「どのように日本語を学習したの?」と聞いてみると、大抵の場合は、映画を見てとか、アニメを見て、という返答でした。

自分でひたすら聞いて学んで、たまにこういう日本語交流イベントに来て、実際に日本語を使うチャンスを作るんだ。このようにベトナムの日本語学習者は述べていたのが印象的です。

そして、実際に流暢に日本語を話し始めるので、かなりの説得力があります。

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日本の英語学習の実態について

日本人が英語を話せない理由の一因として「スピーキング力不足」が挙げられますが、ベトナム人からすると、話すことから始めることは効率的な学習とはいえないようです。

オンライン英会話に一生懸命な人が、なかなか話せるようにならないことがあります。それは、話すことよりも、相手の言っていることが理解できていないことが原因かもしれません。

しっかりと聞くことができれば、結果的に話す力につながるということです。

サッカーの世界最高峰UEFAチャンピオンズリーグに関わる初のアジア人として グローバルにご活躍されている岡部恭英さんも同じようなことを述べています。

英語学習は「多聴静聴」が重要であると。

国際人として活躍したいと考えている方には、是非ともおすすめしたい動画です。

非ネイティブはどのように英語を習得しているのか

では、非ネイティブであるベトナム人はどのように英語を習得しているのでしょうか?

ここでは、私が出会ったベトナム国家大学/英語専攻の学生(Phucさん)の例をご紹介します。

一度も外国に行ったことがないにも関わらず、彼は英語をネイティブのように話します。彼に聞いても、四技能の中で最も重要なのは、やはり『リスニング』ということです。

具体的な学習方法は「とにかく聞くこと」と彼は答えます。

具体的な学習方法

Phucさんは、私に具体的な学習方法を教えてくれました。

https://www.elllo.org/

それは、「Elllo」という学習サイトを用いた方法です。Ellloは、1500以上のリスニングレッスンが学べる無料のオンライン学習サイトです。

英語を勉強している人なら知っているという人も多いのではないでしょうか。

たくさんのリスニングレッスンがありますが、レベル別に分けられたカテゴリーがあるので、一つのカテゴリーを理解できたら、次のカテゴリーに進むという学習が効率的です。

私も彼に言われた通り「ひたすら聞く」を繰り返し、理解できたら進むを繰り返していった結果、英語がどんどんと入ってくるようになり、会話に必要な語彙や感覚が養われていきました。

英語が話せるようになった今でも、唯一続けている学習が「Elllo」によるリスニングです。

以下の記事ではEllloについて詳しく解説しています。

▶︎ Ellloとは?『リスニング特化』英語学習サイト|できることや具体的な使い方を解説

最後に

本記事では、非ネイティブがどのように英語を習得しているのかについてご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

ベトナム人は、アジアの中でも言語習得能力が高いことで知られています。日本の飲食店やカフェでバリバリ日本語を使いながら働いている彼らの姿を見かけることも珍しくありません。

日本の教育環境で英語を話せるようにならないのであれば、英語を話せるようになっている近隣のアジアの国々からその術を教わることは思わぬ盲点と言えるかもしれません。

本記事が少しでも参考になっていれば光栄です。

最後までお読みいただきありがとうございました。ではまたお会いしましょう。

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この記事を書いた人

東京都在住の大学生 (23歳)
学生時代に日本のIT企業で数年インターンを経験した後、休学期間を設け、ベトナムのIT企業で3ヶ月間のインターンを経験。帰国後は、ICスクールで放課後の先生を経験。卒業後は米国企業のマレーシア法人に就職予定。自身の備忘録も兼ね、国際人を目指す人に役立つ情報を発信中。

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