こんにちは、テルフォイです!
あなたは英語を話せるようになりたいと考えていますか?
筆者は語学留学の経験がないですが、英語を問題なく話せるレベルにあります。現在は大学生ですが、卒業後はアメリカ企業のマレーシア法人でバイリンガル採用として働きます。
この英語力は、すべて独学で身につけたものです。その全容は、単語帳一冊、Elllo、Netflixの3つに加え、ひたすら英語を話して実践に移していくというサイクルです。
その内の単語帳が「Database3300」になります。筆者はこの一冊のみを繰り返し読むことで、コミュニケーションに必要な単語力を身につけてきました。
そこで本記事では、Database3300だけで事足りる理由、その魅力をご紹介していきます。
- 単語を覚えるのが苦手な人
- 自分に合った単語帳を探している人
Database3300とは
Database3300は、桐原書店出版のDatabaseシリーズの基礎に重点を置いた一冊です。Datbaseシリーズには、Datbase1700、Datbase3300、Datbase4800、Datbase5500などがあります。
もともと人気のあるシリーズですが、Database3300の新版は、2024年の1月に発売されており、従来のものよりも、さらにアップデートされた単語帳になっています。
中学・高校教科書、近年の共通テストや入試問題などを分析し、身につけておくべき基本英単語約1600語と熟語約360を厳選して収録されています。
各単語の後には自然な英文が用意されており、各レベルの最後には200語程度の長文が用意されており、そのレベルで学習した語彙を英文の中で確認することができます。
6段階のレベル別に分かれており、それぞれの単語に例文がついているのがポイント。英単語を覚えるのが苦手な人でも少しずつレベルを上げられます。英会話に必要な表現を自然な例文を通して学習することですぐさま実践に応用することが可能です。
Database3300が英会話の基礎固めに最適な理由
では、Database3300の魅力はどのような点にあるのでしょうか。
英会話の基礎固めとして、本書が最適な理由は3つあります。
- 厳選された単語と例文が掲載されている
- レベルごとに少しずつレベルアップできる
- 豊富な種類の音声を活用して耳から学習できる
それぞれ詳しく解説します。
①厳選された単語と例文が掲載されている
1つ目は、「厳選された単語と例文が掲載されている」点です。
本書では、中学・高校で使用されている必要な教科書、近年の入試問題のデータを分析し、必ず身につけておきたい「基本英単語約1600語」と「熟語約360」が収録されています。
中学から高校までに求められる単語量をこの一冊でまかなえるということです。
日常会話で求められる単語数は、3000〜4000語といわれており、Database3300に含まれている単語と熟語を覚えることで、3000語レベルの語彙に達することができます。
私たち非ネイティブにとっては、たくさんの英単語を覚えようとするよりも、日常英会話の場面に必要な単語を中心に覚える方が効率的かつ実践的です。
下手に難しい単語を使おうとするよりも、シンプルでよく使う単語をしっかり話せる方が、ネイティブにとっても非ネイティブにとっても、自然に会話を進めることができます。
②レベルごとに少しずつレベルアップできる
2つ目は、「レベルごとに少しずつレベルアップできる」点です。
本書は、全体をレベル別に6段階に分け、あなたのレベルに応じて覚えやすいようにそれぞれのレベル内でテーマ別に単語・熟語を提示しています。
よく他の単語帳で、見出し語はわかるけど例文に記載されている他の単語の意味がわからないことがあったりします。本書ではそういったアンバランスな学習になることはありません。
中学生レベルの単語を覚えるときは、中学生レベルの単語しか出てきません。つまり、LEVEL1ならLEVEL1に応じた単語を使った例文しか登場してこないということです。
このように、バランスよく学習していくことはとても大切なことです。少しずつ自分の記憶範囲を広げていくことで、覚えかけていたのに忘れてしまうといったことを減らすことができます。
本書では、まずはLEVEL1を覚える、その次にLEVEL2と区切って進めることができます。このように自分の単語力を客観視しながら学習を進められるのも本書の魅力です。
③豊富な種類の音声を活用して耳から学習できる
3つ目は、「豊富な種類の音声を活用して耳から学習できる」点です。
本書では、すべての音声にQRコードから簡単にアクセスすることができます。私の場合は、ストリーミングサイトをアプリ化し、ホームからすぐに音声を聞けるようにしていました。
見出し語と意味、例文、章末の長文や付録ページにいたるまで、すべての音声が用意されています。音声パターンもさまざまで、以下のように全部で6種類用意されています。
- 単語→意味
- 意味→単語
- 例文→例文意味
- 例文意味→例文
- 例文
- 単語→意味→例文
このような豊富な種類の音声を活用して、自分の目的に応じた学習が可能です。
読むための英語は目から入れるのが良いですが、話すための英語は耳から入れる方が良いです。耳に伝わったアクセントや抑揚がそのまま自分の話し方につながってきます。
私自身、音声をひたすら繰り返し聴いて、例文をすべて理解できるまでやりました。その結果、英語脳といわれる英語を英語のまま入れられる状態に持っていくことができました。
単語を覚えるのが苦手な人にこそおすすめ
Database3300は、「単語を覚えるのが苦手な人」にこそおすすめの一冊です。
単語を覚える作業は、退屈で時間のかかる作業です。私もこと英語に関しては、コツコツ学んでいくことに意味があるのかと疑問を持ち、早く実践に移すべきという考えを持っていました。
特に英語を学ぶ目的として、受験のためではなく、英会話のためという人の中には、コツコツ時間をかけて学んでいくよりも、すぐに実践に移していきたいという人が多いと思います。
とはいえ単語を覚えなければ、会話の中で使える引き出しは広がりません。これは基礎をしっかりと身につけていない状態で英会話をしていた自分が感じたことです。
何事もそうですが肝心なのは、最初の一歩です。過去に私は、人気の英単語長である、DUO3.0やDistinction2000などに目を通してきましたが、みるだけで億劫な気持ちになっていました。
それは「分かりにくい」「難しそう」と感じていたからです。上記の2冊は英会話に最適とされており、多くのYoutuberなどがおすすめする書籍でしたが、それでも私はそう感じていました。
そんな時に手に取ったのがDatabase3300です。今まで読んだ単語帳とは違い、最初のスタートのレベルが低く設定されており、だんだんとレベルを上げていけるところに惹かれました。
レベル別に収録されていることが、最初の一歩のハードルを下げ、この単語帳を使っていこうと思うことができました。それ以来3年以上、わたしはこの一冊のみを愛用しています。
最後に
本記事では、英会話の基礎固めに最適な一冊「Database3300」をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
私自身、この一冊のおかげで理想を現実に変えることができました。英語を話せるようになりたいという欲に対して求められる現実的な学習を、スムーズにサポートしてくれたからです。
英単語を覚えることは、退屈な作業に感じるかもしれません。ですが基礎的な英単語さえ完璧にマスターすれば、あとは必要になったら覚えるを繰り返すだけで済みます。
英会話に求められる基礎を、着実にかつ気負うことなく固められるのがこの一冊です。興味のある方はぜひ、ご自身で書店に行ってみて手に取って確かめてみてください。
本記事が少しでも参考になっていれば光栄です。
最後までお読みいただきありがとうございました。ではまたお会いしましょう。