こんにちは、テルフォイです!
本記事では筆者が経験した『インターンシップ』ついてまとめます。
今回のテーマは、大学生が大手IT企業で長期インターンシップをして感じたことです。
筆者は大学3年生の時に大手企業で長期インターンシップを経験しました。そこで働いてみて良かった点や苦労した点、向いているなと思った人など多くの気づきがあります。
本記事では、そんな大学生の視点で見た「大手企業で働くこと」についてまとめます。
- 長期インターンシップに興味のある学生
- 大手企業で働くことに興味がある人
インターンシップの詳細
まずは、インターンシップの詳細について簡単に説明します。
私は大学3年生の夏(2023年/6月〜9月)の間、都心にオフィスを構える大手IT企業で長期インターンシップを経験しました。
Web・IT関連の多様なサービスを展開する「東証一部上場企業」で、私はそこでWebライターとして働いていました。基本的には、ディレクターと協力しながら記事を書いていく役割です。
従業員数は正社員のみで3000名ほどの大企業で、多くの人は名前を聞けばわかるような会社です。私はそこで他のインターン生と一緒に「メディア運営」に取り組んでいました。
大手企業で長期インターンシップをして感じたこと
ここからは、実際に私がインターン生として働いてみて感じたことをまとめていきます。
社会人になる前の大学生が見る「大手企業で働くこと」という視点になるので、社会人になって正社員として会社に属している人とは異なる視点となって面白いかと思います。
今回は、以下の3点に分けてご紹介していきます。
- 良かった点
- 苦労した点
- 大手企業に向いている人
それぞれ詳しくみていきましょう。
良かった点
大手企業で働いてみて良かった点は、以下の3点です。
- より多くの注目を集められる
- 整った環境の中で働ける
- 同世代の人との繋がりを深められる
それぞれ詳しく説明していきます。
より多くの注目を集められる
大手企業の魅力はやはり「会社の看板」と「名の知れたプロダクト」にあります。多くのユーザーを抱えるプロダクトに携わることができるので、自分の仕事が多くの人に影響を与えます。
ベンチャー企業で小さなプロダクトに携わる場合、利用者が少ない分、世の中に与えられる影響も小さくなります。有名なプロダクトであればあるほど、より注目を集めやすいです。
「どんな仕事をしているの?」と聞かれた時に、相手の知るプロダクト名を答えられるのは、一種の悦びになります。そこに魅力を感じない人は、ベンチャーでも良いのかもしれません。
整った環境の中で働ける
大手企業は資金力があるため、社員の働く環境にも投資することができます。社員数が多ければその分大きなオフィスが必要ですし、仕事に必要な機材やスペースにも拘りがあります。
私が働いていた企業は、東京の一等地にオフィスを構えていました。オフィスはとても広く、清潔感があり、仕事に必要な機材やスペースは申し分なく確保されていました。
また業務の面でも、社員の教育方針や仕事の進め方などが整っているため、新入社員やインターン生でも問題なく、スムーズに自分のやるべきことを進めていくことができます。
同世代の人との繋がりを深められる
社員数が多いということは、新卒やインターン生として同じタイミングで会社に入る「同期」も多くなるため、自然と横のつながりも強くなります。
これがベンチャー企業となると、同期が「少ない」あるいは「いない」ということも起こり得るので、すでにいる先輩社員のペースに合わせて業務を進めていくことになります。
そういった点では、「同期」の存在は心強いものです。私も休日にピクニックに出掛けたり、休憩時間に情報共有したり、夜遅くまで一緒に作業する中で仲を深めることができました。
苦労した点
大手企業で働いてみて苦労した点は、以下の3点です。
- 周りのレベルが高い
- 裁量権が小さい
- 環境が整いすぎている
それぞれ詳しく説明していきます。
周りのレベルが高い
大手企業のインターン生の中には「意識の高い学生」や「高学歴の学生」が多くいます。優秀な学生ほど仕事を任せてもらえますが、そうでない人は中々活躍の場を広げられません。
これは社会人になっても同じことだと思いますが、やはり優秀であるほど仕事を任せてもらえます。現時点で優秀ではないのであれば、周りの環境についていく根気が必要になってきます。
私自身、インターンに参加する中で「こんな学生がいるのか」という驚きが多くありました。そういった優秀な人たちと自分を比べるのではなく、学ぼうという姿勢が大切になってきます。
裁量権が小さい
もちろん部署によりますが、大企業の場合、豊富な人材や資金力に加えて、経験によるマニュアルのが用意されているため、自分でなくてもできる仕事が多くなりがちです。
例として「メディアの立ち上げ」を挙げると、すでに既存の成功しているメディアがあれば、その実績やデータに基づいてメディアを開設・運営していけば良いのでそこまで苦労しません。
これが初めてのメディア立ち上げともなると、多くのコストとデータ蓄積のための時間がかかります。すでに多くの知見を持っている大手企業では、マニュアル業務が多くなりがちです。
環境が整いすぎている
これは裁量権の話につながってきますが、大手企業には豊富なデータによるマニュアルが多く用意されています。人によっては「整いすぎている」と感じてしまうかもしれません。
マニュアルは、企業にとって利益を得るための最適解なのでそれ自体が問題ではありません。社員からしてみても正しいやり方に沿って覚えることができ、スムーズに仕事を進められます。
しかし自分の意思決定を大切にしたい人にとっては「与えられすぎている」と感じてしまうかもしれません。より裁量権のある環境で働きたいのならベンチャー環境の方が向いています。
大手企業に向いている人
最後に「大手企業に向いている人」についてです。大手企業で働いてみて良かった点と苦労した点を考慮すると、以下のような人が挙げられます。
- 大規模なプロダクトに携わりたい人
- コツコツと努力ができる人
学生として大手企業で働く場合、社会人になる前の導入としては最適な選択になります。やはり整った環境で社会人として必要なものをしっかりと身につけられるのはとても貴重な機会です。
社会人として大手企業で働く場合、私が言うまでもないと思いますが、やはり大手企業だからこそ取り組めるプロダクトや堅実に成長していける環境を求める人には合っていると思いました。
最後に
本記事では、大手企業で長期インターンシップをして感じたことついてまとめました。
いかがだったでしょうか?
大手企業で働いた経験は、自身の視野を大きく広げてくれた経験だったと言えます。大学外の同世代から刺激をもらい、日本の大手企業の雰囲気を肌で感じ取ることができました。
大手企業でしか携われないプロダクトに魅力を感じる人や、大手企業だからこそ得られる整った環境の中でコツコツと成長していきたい人にはぜひともおすすめしたい機会といえます。
本記事が少しでも参考になっていれば光栄です。
最後までお読みいただきありがとうございました。ではまたお会いしましょう。