こんにちは、テルフォイです!
本記事では筆者が経験した海外インターンシップについてまとめます。
テーマは、ベトナムで過ごした3ヶ月間の中で、何を学んだか、何を感じたかについてです。
この海外インターンシップでの経験は、筆者にとって最も価値のある経験でした。大学生という時期に、初めて異国の地で長期間滞在し、生活をすることで感じたことが多くあります。
本記事では、そんなベトナムで過ごした3ヶ月間についてご紹介していきます。
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- 海外インターンシップに興味がある人
海外インターンシップの内容
まずは、海外インターンシップの内容ついて簡単にご紹介します。
場所:ベトナム/ホーチミン
業界:Web/IT関連
期間:3ヶ月(2023年7月〜9月)
滞在方法:賃貸アパート(3ヶ月契約)
上記が、私が経験した海外インターンシップの基本情報になります。
ベトナムのホーチミンという国内で最も商業が盛んな都市にある会社で海外インターンシップを行いました。住まいはローカルなアパートで、私しか外国人がいないような環境です。
ベトナムで過ごした3ヶ月間について
ここからは、私がベトナムで過ごした3ヶ月間についてご紹介していきます。
今回は、以下の3つに分けてまとめています。
- 仕事
- 生活
- 出会った人々
それでは参りましょう。
仕事
まずは、「仕事」についてです。
私が働いた会社は、ベトナム・ホーチミンにあるIT企業でした。
従業員は25人程度で、ベトナム人が20人、日本人が5人といった割合です。私の他にも、大阪の大学に通う大学生が2人おり、あとは社長と社員がいました。
そこでWebディレクターとして、日本のクライアントの要望を伺いながら、ベトナム人エンジニアやディレクターに指示を出していく役割を担当していました。
仕事についてですが、最初は正直大変でした。やはり一番の障壁は「言語」です。
基本的には社内の公用語は英語だったのですが、ベトナム語を話せる同僚がいたので、彼を中心に意思疎通が行われ、私を含む話せない社員はなかなか流れに入れません。
また、ベトナム語を話さない社員は当然英語で話すわけですが、ネイティブではないベトナム人と英語でやり取りをするのも、やはり簡単ではありません。
大きな問題は「言語」だったわけですが、これは攻めるべきは相手ではありません。自分の英語力がもっと高ければ、相手のレベルに合わせたコミュニケーションが取れたはずです。
私は当時、日常会話の英語なら問題なく話せると自信を持っていたのですが、実際に現場で使うとなると、言いたいことが言えないという場面が多々ありました。
ゆっくりとなら出てくるのですが、やはり現場で求められるのは「スピード」です。
海外で働くためには「英語」+「α」が必要だとよく言われます。しかしこの経験を通じて感じたことは、最も肝心である「英語」が話せなければ全く役に立たないということです。
生活
次に、「生活」についてです。
私が住んでいた場所は、中心地である1区から少し離れた3区に位置するアパートでした。
3区は外国人が一人も住んでいないような、かなりローカルな場所です。外国人向け観光客を想定したレストランやデパートなどもありません。
なので良い意味で、現地の人の中に溶け込んで3ヶ月という期間を過ごすことができました。公園でベトナム人に混じりながら散歩したり、ご飯は屋台で食べたりなどです。
ホーチミンの朝はとてもエネルギッシュです。私の近くに公園があったのですが、朝6時には大勢の人が筋トレをしたり、爆音でラジオ体操らしきものをしていたりします。
道路も通勤/通学ラッシュで、日本製のバイクに乗った学生や社会人で埋め尽くされています。ホーチミンに来て、最も圧倒されるのはこの「通勤ラッシュ」だと思います。
食事については、特に困ることはありませんでした。ベトナム料理は、ローカルの屋台・レストランに関わらず、どれもコスパが良くて美味しいのです。
フォーやバインミーといった主食だけでなく、スーパーに行けば、マンゴーやマンゴスチンなど南国ならではの美味しいフルーツを好きなだけ食べることができます。
生活については、健康的でかつ満足感のある日々を過ごすことができました。
出会った人々
最後に、「出会い」についてです。
ベトナムで過ごした3ヶ月間の中で最も印象的だったことは、人々との出会いです。
私は平日の「仕事」に加え、週末は現地の大学の「日越交流イベント」に参加していたので、学生から社会人まで幅広い年代の人と出会い、交流をすることができました。
よくベトナム人は真面目にコツコツと働くと言われますが、日本人からすればかなり適当で、仕事中に恋人と連絡を取ったり、世間話を長々としたりしています。
ですがそんな彼らから感じたことは、「人とのつながり」を大切にするということです。仕事よりも間違いなく家族が優先ですし、同僚も家族のように扱います。
彼らの「ワークライフバランス」に対する意識は、日本とかなり異なっていると感じました。
日越交流イベントで出会った人々とは、日本語で会話することでお互いの文化について話し合ったり、一緒にピクニックに行ったりすることで、より深い関係を築くことができました。
そこで出会った人々は、とにかく親切に家族のように扱ってくれました。サッカーが好きと知ればサッカーに誘ってくれたり、体調を崩した時は家まで果物を届けてくれたりしました。
ベトナムで出会った人々は、総じて「純粋で明るい」というのが私の印象です。
最後に
本記事では、ベトナムで過ごした、3ヶ月間の海外インターンシップについてまとめました。
いかがだったでしょうか?
ベトナムは、今急速な経済発展を遂げている東南アジアの国の一つです。純粋で何事も一生懸命という彼らの性格が、この国の成長に繋がっているのかもしれません。
海外インターンシップをするのとなると、どうしても仕事にフォーカスしがちですが、それよりも多くのことを、日常の中での生活を通して学ぶことができます。
私自身、大学生という立場のもと、良い時間を良いタイミングで過ごすことができました。海外インターンシップに興味があるのであれば、ぜひとも調べるところから始めてみてください。
本記事が少しでも参考になっていれば光栄です。
最後までお読みいただきありがとうございました。ではまたお会いしましょう。