グローバル人材に求められる資質 – 国際社会で活躍するベトナム人から学んだこと

こんにちは、テルフォイです!

テルフォイ

あなたはグローバルに活躍したいと考えていますか?

筆者は大学時代に休学期間を設け、ベトナムで3ヶ月間の海外インターンシップを経験しました。平日はIT企業でフルタイムで働き、週末は大学の交流イベントに参加していました。

ベトナムにはアジアの中でも海外や外資系企業など、国際社会で活躍する人が多くいます。本記事では、そこで出会ったベトナム人から学んだことについてまとめていきます。

今回の記事は次のような人におすすめ
  • 国際社会で活躍したい人
  • 海外就職や海外進学を考えている人
目次

海外で働くベトナム人

第一にベトナムは「海外で働く人の多い国」です。その理由はベトナム戦争に始まり、所得の格差、大学を卒業した若者の失業率の低さが影響しています。 

2024年 [厚生労働省の調査] によれば、日本における外国人労働者数(2023年10月末時点)は204万8,675人であり、ベトナムが最も多く51万8,364人で、全体の4分の1を占めています。

ベトナムは2020年に中国を上回って以来、日本で働く外国人として首位が続いています。あなたも居酒屋やホテルで働くベトナム人を日本で見かける機会があることでしょう。

彼らの多くは外国語である日本語を流暢に話し、外国で働きながら生活をしています。日本人の視点で見ると、私たちが英語を習得して外国で働いている感覚になります。

「言語を習得し、海外で働く」ことを学生のうちから意識している彼らのマインドは、日本で生まれ育った私たちからすると異なっているところがあるかもしれません。

国際社会で活躍するベトナム人から学んだこと

今回は、私がベトナムで出会った「Nganさん」とのエピソードをもとに、グローバル人材に必要な資質についてご紹介していきます。

それでは参りましょう。

Nganさんとの出会い

彼との出会いは「大学での日越交流イベント」です。これはベトナム在住の日本人とベトナム人の交流を目的に現地の学生が中心となって開催しているものです。

私はそのイベントに毎週末参加し、現地の学生や社会人と交流を図ってきました。彼らは日本語を流暢に話すので、私は彼らの文化や考え方などを深く知ることができました。

そこで出会ったベトナム人の1人が「Nganさん」です。彼とはたまたま席が隣になったのですが、明るくフランクに話してくれ、すぐに打ち解けることができました。

彼はホテルマンで、オランダ、アメリカ、ベトナムで働いた経歴があります。言語も堪能で、母国語、英語、中国語、日本語を流暢に使いこなします。

日本には行ったことがないにも関わらず、自然な言い回しで日本語を話せていたので、私は驚きました。その時から私は彼を目標としたい「国際人」として参考にさせてもらっています。

そこで出会ってから私たちは交流を重ね、彼は共通の趣味だったサッカーにも私を誘ってくれました。ベトナムに来て間もない私を兄弟のように扱ってくれたので感謝しています。

余談ですが、ベトナムではチームのビブス分けを「上裸/服アリ」で分けます。

グローバル人材に求められる資質

そんな彼から学んだことは、グローバル人材に求められる資質です。

彼との出会いで述べたように、彼は語学が堪能で海外経験も豊富です。このようなスキルと経験は国際社会で活躍するためには欠かせないポイントと言えるでしょう。

実際に彼が日本語を流暢に話せたからこそ、私は彼との仲を深めることができたわけです。

ですが、私が彼から感じ取ったことは、スキル面よりもマインド面です。彼のどんなことも進んで取り組む「自主性」どんなものも快く受け入れる「柔軟性」に惹かれました。

このような彼の姿勢が結果的に、言語習得や国際社会での実績につながっています。私は彼と関わっている中で、そのような前向きな姿勢の大切さをヒシヒシと感じていました。

海外に行くタイミングはいつか

私は彼に、「海外で働きたい」と問いかけたことがあります。

すると彼は、「大学を卒業したら行くべきだ」と答えました。考えが凝り固まってしまう前に、できるだけ早い段階で、グローバルな感覚を養うことが大切だということです。

その答えは卒業後、私にとっての進路を選択する大きな後押しとなりました。

日本で海外で働きたいという話をすると、まずは日本で経験を積んでからだねという話をよくされます。私自身もまずは母国で社会人としての土台を作ることは大切だと考えています。

ですがどうでしょう。

実際に海外で活躍している人の多くは、できるだけ早く海外に出ている人だったりします。海外の大学に出ている人はグローバルな視点を持ちやすいですし高校からなら尚更です。

実際にベトナムで出会った日本人は、学生時代から海外で働きたいという思いを持っていたものの、周りの声を聞いて日本に就職して以来、その欲がなくなることはなかったと言います。

新卒から1〜2年後に来ている人もいれば、30代〜40代から来ている人もいました。

もし「海外で働きたい」「グローバルに活躍したい」という思いがあるのであれば、できるだけ早い段階で行動に移せるメンタルこそ、グローバル人材に求められる資質なのかもしれません。

最後に

本記事では、グローバル人材に求められる資質について、国際社会で活躍するベトナム人のNganさんとのエピソードをもとにご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

ベトナムは日本と同じアジアに属する国ですが、海外や外資系企業で働く人が多くいます。そういった国の人たちは私たち日本人とはまた違った視点を持っていたりします。

私自身、ベトナムの人々との交流を通じて、互いの国にはない感覚を共有し合うことができました。これから国際人として活躍していきたい自分にとっては代えられない経験です。

本記事が少しでも参考になっていれば光栄です。

最後までお読みいただきありがとうございました。ではまたお会いしましょう。

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この記事を書いた人

東京都在住の大学生 (23歳)
学生時代に日本のIT企業で数年インターンを経験した後、休学期間を設け、ベトナムのIT企業で3ヶ月間のインターンを経験。帰国後は、ICスクールで放課後の先生を経験。卒業後は米国企業のマレーシア法人に就職予定。自身の備忘録も兼ね、国際人を目指す人に役立つ情報を発信中。

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